義理と情けは無用、こっちもお客さんも本気なのがいい

先ほど帰宅しました。 帰宅するだけで汗だく。

夏ははじまったばかりなのに乗り切れるか少し不安な山口です。

6月に踊った件の続きです。

お客さんが観に来てくれないといけませんから、友人に声をかけました。

集客ですね。

正直不安でした。 が、結果大丈夫でした。

しかも予想外。

山「今度、踊るんだけど観に来ない？」

友「行きますー！」「行く行くー！」

値段も聞かずに即答かい！というのがほとんどでした。

みんなフットワーク軽いなあ。

会場は12名収容で、4日間あるイベントの2日間出演、計24席が開催の約一月前にはほぼ満席、最終的に満席になりました。

来てくれたのはダンスを観たことがない人ばかり。

山口雅嗣がどんな踊りをするのか観たいのが来る動機です。

つまらない踊りをすれば自分の次の発表の場には来てくれないのはもちろんのこと、お金を払ったことを後悔するかもしれません、

「雅嗣さん(ほとんどの友人にはこう呼ばれてます)のダンスってあんなもんなんだー」

「ねー」

「お金払って観に来たのに損したねー」

「ねー」

こんな風に思われるのは嫌でした。

山口雅嗣の踊りをまた観たい。

そう思ってもらいたかったです。

そしてお客さんの心にほんのちょっとでもいいから何かを残したい。

本番が終わって感想を聞いてみると好評でした。

素直に嬉しかったですが、次の発表の時にお誘いするのが怖いです。

友人だから褒めただけで本当はつまらなかった、だから2回目は行かない。

そう思っている人がいるかもしれません。

自分としては都合がつけば、かつ義理でなく本気で観たいと思って次も来てほしい。

前回来られなかった人もいるので、もちろん初めての人にも観てほしい。

どちらの人にも後悔させないダンスを踊りたい。

次が本当に自分の踊りの評価が下される時、なのかもしれません。

初めては27分

世間は三連休ですが、15〜18日まで仕事している山口です。

でも19〜21まで三連休なので、それを励みに今日も働いてきました。

しかも9〜21時まで！

お疲れ様でした〜。

話は変わって、前回書いた通り6月に初めて自分で作ったソロ作品を踊ったわけですがどういう風に作ったのか振り返ってみます。

実は創作の仕方を学んだことがありませんので、これでいいのかと恐る恐る作りました。

しかも諸事情により制限時間30分にほぼ近い27分踊ることになりましたので、本当に作れるのか⁉︎と自分でも無謀と思いつつ頑張りました…ほんとに頑張ったよ自分…。

順番としては、

①曲を選び、決定した曲をとにかく聴きまくる

②テーマを決める

③とりあえず踊ってみる

④衣装を決める

⑤振付を完全に作らず、ある程度即興で踊る

⑥リハーサル時に登場の仕方や照明を決める

⑦本番当日

でした。

曲を聴きながら、自分の中にあるものを(動き、感情など)を引っ張り出して踊るやり方に落ち着きました。

実際作ってみて、何とかできたのでちょっと自信がつきました。

今後もこのやり方なのか、成長したらまた変わるのかはわかりませんが、次もこの流れで作りそうです。

今年あと1、2回は踊りたいので三連休中に取りかかります。

明日は12時から仕事なので、もう少し勉強してから寝ようと思います。

おやすみなさい。

はじめまして

山口雅嗣(やまぐちまさし)です。

踊りをやってます。

ジャンルは…強いていえばコンテンポラリー、いや、単純にダンスが一番しっくりきます。

クラシックバレエ、フラ、コンテンポラリー、舞踏…と結構雑食に学んできました。

経験してきた事をごちゃまぜにして踊ってます。

30歳でダンスはやめましたが、昨年踊りたい欲が復活。

今年6月、初めて自分で作ったソロ作品を発表しました。

もうこうなったらいけるところまでいってしまえ！歳なんて関係ない！(8月で44歳になります)と日々試行錯誤、精進しております。

ブログ名ですが、フランスの女優ジャンヌ・モロー先生の名言、「男は美しければそれで結構」から拝借しました。

(先生の意味は杉村春子先生、山田五十鈴先生と同じ。 教えは受けていませんが尊敬しているということ)

美しいだけ、というと単純で空虚な感じがするかもしれません。

でも本当は美しさというのは複雑で多様性に富んでいます。

自分がまだ見ぬ美しさもたくさんあります。

自分が表現できる、可能な限りの美しさを踊りたい。

それが自分の踊りに対する理想です。

理想に向かって悪戦苦闘する日々を書いていこうと思います。

よろしくお願いします。